タスマニア、オーストラリア人の「変わった仕事」への旅費を負担!ウォンバットの散歩や心霊調査員など

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タスマニア州は現在、洞窟ガイドや心霊調査員、そしておそらく最もユニークで奇妙な仕事「ウォンバットの散歩人」を含む10種類の「変わった仕事」の応募を受け付けています。

この仕事は無報酬で、期間は1日か2日だけですが、タスマニア州観光局の最新キャンペーンの一環として、旅行費がカバーされます。このキャンペーンは、観光客が少なくなる寒い季節、いわゆるオフシーズンに国内からの訪問者を増やすために行われています。

選ばれたオーストラリア人1名には、最寄りの都市からタスマニア州への往復航空券が提供され、2泊分の宿泊(ホテルやAirbnbなど)が手配されます。また、レンタカーの貸出や、タスマニアの地元産品やお土産が詰まった最大500ドル相当のハンパーも受け取れます。

どんな変わった仕事があるの?

提供される仕事には以下のような種類があります。

ウォンバットの散歩人

「ウォンバットの散歩人」は、ビチェノのイーストコースト・ネイチャーワールドで、ふわふわのウォンバットをリハビリプログラムの一環として朝の散歩に連れ出す役割です。ウォンバットをベッドから引き出し、励ましやおやつで動き出すようにやる気を引き出すのがポイントです。この仕事は動物好きで、自然を愛し、どんな天候でも朝から活動的な人にぴったりです。

洞窟ガイド

「洞窟ガイド」は、ガンズプレインズ洞窟で行われ、地元ミュージシャンのチャーリーさんが洞窟内でツアーグループに向けた演奏を行う前に、音響チェックを手伝う仕事です。応募者は自分の楽器を持参し、即興で演奏し、洞窟の音響をテストします。ただし、洞窟内に入るには54段の階段を降りる必要があるので、体力に自信がある方が良いでしょう。

心霊調査員

「心霊調査員」は、ニュー・ノーフォークにあるウィロー・コート・アサイラムで心霊現象を記録し、調査する仕事です。主催者は、幽霊や不可解な現象に対する敏感さと、ウィロー・コートの歴史に敬意を持つ人を求めています。

その他の仕事には、犬と一緒にトリュフを探す「トリュフ探し」、スパークリングワインの世話や試飲を行う「ワインの囁き人」、機関車の運転士や火夫と共に野生の自然を走る「パフナット」、バスソルトを作る「ソークスミス」、牡蠣を集めて整理・洗浄する「牡蠣オーガナイザー」、星空を観察し、天体観測や撮影を手伝う「星の探求者」、そして薪を使ったサウナの火を管理する「サウナの火管理人」などがあります。

どうやって応募するの?

この「変わった仕事」に応募したいオーストラリア人は、なぜ自分がこの仕事を体験したいのかを50文字以内で説明する必要があります。応募は今年の7月8日まで受け付けています。賞品の総額は最大25,000ドル相当です。

タスマニア州観光局のチーフ・マーケティング・オフィサーであるリンドン・クレアリー氏は、この変わった仕事のキャンペーンが独自の提案であることを認めています。

「私たちは、人生をよりシンプルでストレスの少ないものにするための体験を求めるようになっています。たとえば、庭作業や森の中でキャビンを建てるといった『カッテージコア』ビデオを見たり、料理や読書といった趣味がデジタルゲームのようなものよりも人気です。そこで、オーストラリアの皆さんに、このタスマニアの変わった仕事に応募して、寒い季節の眠りから目覚めることを心からお勧めします」と語っています。

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参照元
https://www.news.com.au/

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