フリーマントル(Fremantle)
フリーマントル(Fremantle)は、西オーストラリア州最大の都市であるパースから約20km、電車に乗り約40分ほどで到着するインド洋に面した港湾都市で人口は約27000人です。
オーストラリア大陸西部に広がる各都心エリアからのアクセスが非常に良いフリーマントルは、新鮮なシーフードを求めて多くの観光客が訪れる観光都市です。
場所
詳細情報
住所 | Fremantle, WA 6160 |
アクセス | パース駅より電車で約40分、フリーマントル駅下車 |
定休日 | – |
営業時間 | – |
料金 | – |
URL | https://www.visitfremantle.com.au/ |
南極観測船が寄港する街「フリーマントル」
港湾都市「フリーマントル」の気候は、地中海性気候に属しており1年中漁業が盛んな街です。
1829年頃より開始したイギリスによるスワン川植民地化計画の建設起点地となったフリーマントルは、州都であるパース設立にも貢献しています。
地名の由来は、当時入植を最初にしたとされている英国海軍のチャールズ・フリーマントルから名付けられており、パースの外港として西オーストラリア州最大規模の港湾施設を有しています。
各国の南極観測船が寄港するスポットとして有名ですが、「世界で最も19世紀の面影がある港町」として当時の街並みが色濃く残る人気観光都市です。
フリーマントル駅の駅舎は、西オーストラリア州遺産に登録されており、メルボルンのフリンダースストリート駅舎と同様のフェデレーションフリークラシック様式の建物です。
港町と海の景色を「ラウンドハウス」から眺めよう
西オーストラリア州に現存するなかで最も古いとされる建造物である「ラウンドハウス(Roundhouse)」は、フリーマントル刑務所が建設される前の1831年から1886年頃まで、牢獄として利用されていました。
ラウンドハウスという名前の通り、8つの小部屋が中庭を囲むような形で連なる構造となっており、上空から見るとドーナツ状の建造物になっているのがわかります。
かつて独房として利用されていた8つの小部屋には、当時の様子を解説した写真があり、中庭には刑罰に用いられていた拷問具を見ることができます。
そして、筆者のオススメは、収容所そのものよりも、エントランスからの素晴らしい景色です。
インド洋を望める高台になっているためフリーマントルの街並みと美しい海を一望できます。
地ビールを楽しもう!「リトル クリーチャーズ ブルーイング」
オーストラリアにいる方は1度は目にしたことがあるであろう、天使のロゴでお馴染みのビール「リトル クリーチャーズ」は、ここフリーマントルが産地なんです。
建物の三角屋根天使のロゴが付いた鋳造所「リトル・クリーチャーズ・ブルーイング(Little Creatures Fremantle Brewing)」には、レストランバーが併設されていて、新鮮で美味しいビールを味わうことができビール好きにはオススメのスポットです。
フリーマントルマーケットを楽しもう
「フリーマントルマーケット(Fremantle Markets)」は、毎週金・土・日曜日の朝9am-6pmに開催される1897年から約120年も続くとても歴史のある市場です。
オシャレな建物の中にはお店がいっぱい
バラエティー豊富な出店店舗は、地元の野菜を売っているお店やフードショップ、ハンドクラフトショップ、カフェ、自然派の石鹸やオイルショップなどなど、150店以上が軒を連ねており、多くのパース市民と観光客に人気のスポットです。
街を散策したりオシャレなカフェやレストランで過ごす
19世紀の建物が数多く残るフリーマントルの魅力は、なんといっても街全体に漂う落ち着いた雰囲気ではないかと私は思います。
高いビルなどがなく、レトロでオシャレな赤茶色の建物が立ち並んでいたり、港町ならではのカモメがいたり、ストリートミュージシャンが演奏していたりなど、街を歩いているだけでもとても楽しいです。
休憩がてらオシャレなカフェやレストランで街を眺めながらゆっくりするのもオススメです。
筆者オススメのカフェやレストラン
・「La Sosta」
絶品イタリアンがいただけるレストラン「La Sosta」
URL:https://lasosta.net.au/
・「Manuka Woodfire Kitchen」
グリル系が最高なレストラン「Manuka Woodfire Kitchen」
URL:https://www.manukawoodfire.com.au/
・「Duck Duck Bruce」
最高なコーヒーとオシャレなランチが有名な「Duck Duck Bruce」
URL:https://www.duckduckbruce.com.au/
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