オーストラリア豪雨
10年に1度の規模といわれた今年2月末にオーストラリアのクイーンズランド州を襲った豪雨は、数日に渡りその大雨が続いたために各地で洪水がおこり、中には完全に孤立してしまった町までありました。
学校は休校になったり、広範囲のエリアで浸水したり、公共交通機関は停止、各地で停電するなど甚大な被害をうけました。
そして、クイーンズランド州では十三人もの尊い命が奪われる大惨事となりました。
洪水後の問題
洪水が治ったオーストラリアには二次的被害が懸念されています。
大雨と洪水によって広範囲に水溜まりが出来、そこで大量に繁殖した蚊によって病気が流行する可能性が高まっているというのです。
現在までにオーストラリア各地で19件の蚊を媒介とする病気である「日本脳炎」が確認されており、オーストラリア政府は日本脳炎ワクチンの確保に尽力しているとのこと。
日本脳炎以外にも蚊を媒介とする感染症はあり、デング熱やロスリバーウイルス感染症などの病気の流行が懸念されています。
これらの感染症は、虫除けスプレーにより簡易的に感染を妨げることができるので、外出の際はスプレーしておくのが無難でしょう。
参考URL:https://www.livescience.com/australia-encephalitis-outbreak-climate-change
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