平均40万豪ドル(約3,810万円)であるオーストラリアの新築住宅の建設費用は、豪政府統計局(ABS)が発表した「2022年7月の住宅建設認可のデータ」で判明したところによると、新型コロナウイルスの流行前と比較して約8万豪ドルも増加しているという。
専門のエコノミストは、政府が行っている利上げや労働コストや材料費の上昇が、住宅開発への関心を押し下げている。という見解を発表しています。
「ABS発表の7月の住宅建設認可件数は依然として利上げなどによる影響を完全には反映しているわけではない。」と、オーストラリア住宅産業協会(HIA)のエコノミスト・デビッド氏は指摘しており、今後は住宅の販売件数が急速に減少していく可能性があるとの見方を示しています。
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