
オーストラリアで携帯電話はどうすればいいか不安な人
「どの通信会社(SIM)がいいのかわからない、、、プリペイドか月契約はどっちがいいの?どうやって契約すればいいかわからない、、、日本のスマホって使えるの?」
この記事ではこんな疑問に答えます。
この記事を書いている私は実際にオーストラリアのメルボルンで在住経験があり、実際に自分自身でいくつかの携帯会社を調査・比較、そして自分に合ったプランで携帯を使っていたので分かりやすく解説します。
オーストラリアの携帯会社

オーストラリアには、日本のソフトバンク、au、docomoのような、大手キャリアが存在します。 Optus(オプタス)、Telstra(テルストラ)、Vodafone(ボーダフォン)がオーストラリアの携帯市場のシェアを占めています。
各社様々な特典があったり店舗がありサポートも充実しています。
Optus(オプタス)
正式名称は SingTel Optus Pty Limited。
シンガポール最大の通信会社であるシンガポールテレコムが親会社で、オーストラリア第2の通信会社です。
携帯電話では約30%の市場シェアを持っており、特にワーキングホリデーの方々や留学生に人気がある通信会社です。
Telstra(テルストラ)
オーストラリアで最大の通信サービス企業です。日本でいうNTTのように昔は国営企業だったんですが、2011年には完全に民営化になりました。
市場シェアは2019年6月時点で、テルストラが47%と圧倒的なトップシェアを誇っています。
料金は若干高めですが、ネットワークのカバー率の高さがオーストラリア人口の99.3%と非常に安定したサービスであることから、特にビジネスシーンで多く活用されています。固定電話、携帯電話、インターネットなど、広範囲な通信サービスを提供する通信会社です。
Vodafone(ボーダフォン)
正式名称は Vodafone Hutchinson Australia Pty Limited。
2010年頃は携帯電話契約件数が750万件(市場の24%)まで達していたが、技術的なトラブルが相次ぎ信頼を失った結果、2014年には契約件数が485万人までぐっと下がりました。
移動通信サービスをメインとする通信会社で、ネットワークの人口カバー率は約96%。
オーストラリアで携帯使うなら断然プリペイドSIM

大手各携帯会社が幅広いプリペイドのプランを提供しているので、長期契約などをすることなくSIMカードや携帯電話を購入後に自分で設定を完了すればすぐに利用することができます。
2年以上の長期滞在でなければ、こちらのプリペイドSIMを活用するのが最もお得で便利でしょう。
以下に携帯会社各社が提供するプリペイドプランについて紹介しますが、あくまでプランの概要を知るためのものとしてご覧ください。
2021年12月現在の情報ですので、各社のプリペイドSIMプランに関する最新の情報は、それぞれの会社のウェブサイトをご確認ください。
大手各社の料金比較
オプタス(OPTUS) 筆者オススメ!

大きなショッピングセンターには、必ずと言っていいほどOptusショップが入っていますし、街中にも店舗が至る所にあります。
店舗ではプリペイド携帯やSIMカードを購入できますし、国内のスーパーマーケットなどでもSIMカードが購入できます。
4G/5G | 1GB/2GB | 7GB/14GB | 30GB/60GB |
料金(4G/5G) | $2/$3 | $8/$15 | $30/$61 |
有効期限 | 1日間 | 7日間 | 1ヶ月 |
国内電話/メッセージ | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
国際電話/メッセージ 300分 | 4G $1.50クレジット 5G 利用不可 | 4G $8クレジット 5G クレジット無し | 4G $35クレジット 5G クレジット無し |
テルストラ(TELSTRA)

こちらもOptus同様に大きなショッピングセンターには、必ずと言っていいほどTelstraショップが入っていますし、街中にも店舗が至る所にあります。
店舗ではプリペイド携帯やSIMカードを購入できますし、国内のスーパーマーケットなどでもSIMカードが購入できます。
2GB | 32GB | 42GB | 65GB | |
料金(4G/5G) | $10 | $15 (オンライン限定) | $40 | $48 (オンライン限定) |
有効期限 | 7日間 | 28日間 | 28日間 | 28日間 |
国内電話/メッセージ | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
国際電話/メッセージ | 利用不可 | 5〜300分 (相手国によって変わる) 100通 | 10〜500分 (相手国によって変わる) 100通 | 20〜1500分 (相手国によって変わる) 100通 |
ボーダフォン(vodafone)

こちらも上の2社同様に大きなショッピングセンターには、必ずと言っていいほどVodafoneショップが入っていますし、上の2社ほどではないですが街中にも店舗があります。
店舗ではプリペイド携帯やSIMカードを購入できますし、国内のスーパーマーケットなどでもSIMカードが購入できます。
40GB | 50GB | 60GB(5G) | |
料金 | 初回$30 チャージ$8 | 初回$40 チャージ$15 | 初回$50 チャージ$50 |
有効期限 | 28日間 | 28日間 | 28日間 |
国内電話/メッセージ | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
国際電話/メッセージ | 500分(zone1) 50通 | 1000分(zone1) 100分(zone1) 50通 | 1500分(zone1) 200分(zone1) 50通 |
その他の格安SIM会社
Amaysim(アメイシム)Optus回線

格安SIMの中ではオーストラリアで最大の通信会社。
スーパーや郵便局などでSIMカードやリチャージバウチャーを購入可能。
2GB | 6GB | 30GB | 初回88GB 50GB 次回チャージ | 80GB | |
料金 | 初回$0 $12 次回チャージ | $20 | $30 | 初回$20 $40 次回チャージ | $50 |
有効期限 | 28日間 | 28日間 | 28日間 | 28日間 | 28日間 |
国内電話/メッセージ | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
国際電話/メッセージ | 無制限 日本を含めた 28ヵ国 | 無制限 日本を含めた 42ヵ国 | 無制限 日本を含めた 42ヵ国 |
Coles Mobile(コールスモバイル)Optus回線

オーストラリアの大手スーパーマーケット「Coles」が提供するプリペイドSIMサービス。
至る所にあるコールスで手軽に購入可能。
15GB | 60GB | 120GB | |
料金 | $10 $20 次回チャージ | $120 | $119 $150 次回チャージ |
有効期限 | 30日間 | 365日間 | 365日間 |
国内電話/メッセージ | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
国際電話/メッセージ | 無制限 日本を含めた15ヵ国 メッセージ不可 | 無制限 日本を含めた15ヵ国 メッセージ無制限 | 無制限 日本を含めた15ヵ国 メッセージ無制限 |
プリペイドSIMの使い方
日本のスマホをSIMフリーにする
まず最初に、自分のスマホがSIMフリーの状態であるかどうかをキャリア(ドコモやソフトバンク、auなど)に確認しましょう。
SIMフリーの状態ではない場合は、SIMフリーに変更する手続きをします。
(各キャリアのご契約状況や条件、スマホ端末によっては解除ができない場合があります。)
SIMフリー化ができなければ、日本で格安のSIMフリースマホを購入するか、オーストラリアでプリペイド端末を購入。
現地のプリペイド端末は全て英語表記で設定などがわかりにくいので、日本でSIMフリースマホを購入して持って行くのがオススメです。
オススメSIMフリー端末
現地でSIMを購入する
空港に到着したらまず上記で挙げた大手3社の店舗を探してプリペイドSIMを購入しましょう。
空港で買い忘れても、オーストラリア内の大手スーパーマーケット(Coles、Woolworth、Target、K-Martなど)、セブンイレブン、郵便局などで購入することもできます。
購入の際に使える英語
例)28日間で30GBのSIMカードを購入したい場合
Can I buy a SIM card for 28 days and 30GB?
キャナイ バイ ア シムカード フォー 28デイズ アンド 30ギガバイト?
アクティベーション
プリペイドSIMを購入したらそのまま店舗スタッフにアクティベーションをお願いしましょう。
それが一番確実で安心です。
アクティベーションをお願いする際に使える英語
例)アクティベーションをお願いしたい場合
Can you activate it?
キャン ユー アクティベート イット?
まとめ
各通信会社がいろんなプリペイドプランを用意しているので、自分の希望にあったプランを見つけましょう。
ちなみにオーストラリアは、カフェやファーストフード店、公共の施設(図書館など)などで無料でWi-Fiを使用する事ができるので、少ないGBプランでも全く問題ないかと個人的には思います。
この記事が参考になったらぜひインスタグラム、LINE@のフォローやシェアしてくれると嬉しいです!
You only live once!!
関連記事
