【完全版】オーストラリア観光で訪れたい離島12選|アクセス・費用・持ち物まとめ

旅行/観光
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オーストラリアは広大な大陸に多彩な自然と文化を持つ観光大国ですが、実は本土だけでなく「離島」も旅行者に大きな魅力を与えています。

世界遺産に登録された島々や、野生動物が生息する自然豊かな島、真っ白な砂浜と透き通る海を誇るリゾートアイランドまで、その表情は実に多彩です。

都市観光と組み合わせて訪れることで旅の満足度が大きく高まり、非日常的な体験を味わうことができます。

本記事では、オーストラリア観光でおすすめの離島12選を詳しく紹介し、アクセスや費用、持ち物、注意点も合わせて解説します。

世界遺産を満喫できる離島

ハミルトン島(Hamilton Island)

グレートバリアリーフの中心に位置するハミルトン島は、世界中の観光客に愛される高級リゾート地です。
エメラルドブルーの海と真っ白な砂浜が広がり、ヨットクルーズやダイビング、シュノーケリングなど海のアクティビティが充実しています。
島内にはリゾートホテルやレストランが整備され、カップルから家族連れまで幅広い層に人気です。

アクセス:ブリスベンやシドニーから直行便あり。ハミルトン空港から島内へは無料シャトル。
費用:宿泊は1泊2万円〜、ツアーやアクティビティ参加で1日2〜3万円程度。
持ち物:水着、ラッシュガード、日焼け止め、虫よけ、軽装のサンダル。

ヘロン島(Heron Island)

ヘロン島はグレートバリアリーフの真上に浮かぶ小さな島で、海洋生物との出会いが魅力です。
ウミガメの産卵や孵化シーズン(11〜3月)には感動的な光景が見られ、ダイバーには憧れのスポット。
自然保護活動も盛んで、環境意識が高い旅行者にもおすすめです。
島には研究施設もあり、学びながら楽しめる観光が可能。

アクセス:グラッドストンからフェリーで約2時間。
費用:宿泊付きツアーで1泊4〜5万円前後が相場。
持ち物:水中カメラ、帽子、ビーチサンダル、双眼鏡(野鳥観察用)。

ロード・ハウ島(Lord Howe Island)

世界遺産に登録されたロード・ハウ島は、訪問者数が年間400人に制限される貴重な島。
透明度の高い海、火山由来の山々、固有種の動植物に出会える「自然の楽園」と呼ばれます。
環境保護が徹底されており、静かな滞在を楽しみたい人に最適です。
サイクリングでのんびり島を一周するのも人気。

アクセス:シドニーから飛行機で約2時間。
費用:宿泊費は1泊3万円〜、食事やアクティビティを含め1日5万円程度。
持ち物:歩きやすい靴、双眼鏡、自然観察用ノート、防寒具。

自然と動物に癒される島

カンガルー島(Kangaroo Island)

オーストラリア第3の大きさを誇るカンガルー島は、野生動物の楽園。
名前の通りカンガルーやコアラが自然のまま暮らしており、アシカやペンギンの観察も可能です。
フリンダース・チェイス国立公園では、奇岩「リマーカブル・ロックス」も必見。
グルメではハチミツやワインが名物で、お土産探しも楽しい島です。

アクセス:アデレードから飛行機で約30分、またはフェリーで約45分。
費用:1泊1.5〜3万円。レンタカー利用での観光が主流。
持ち物:双眼鏡、動きやすい服装、レンタカー用の国際免許証。

フィリップ島(Phillip Island)

メルボルンから車で2時間ほどで行けるフィリップ島は、ペンギンパレードで有名。
夕暮れ時に小さなペンギンたちが一斉に浜へ戻る姿は感動的です。
サーキット場でのレース観戦やコアラ保護区での散策も人気で、自然と都市観光を組み合わせやすいのが魅力です。

アクセス:メルボルンからツアーバス、レンタカー。
費用:日帰りツアー1万円前後、宿泊は1泊1.5万円〜。
持ち物:防寒着、カメラ、望遠レンズ、雨具。

フレーザー島(Fraser Island)

世界最大の砂の島として知られるフレーザー島は、ユネスコ世界遺産に登録されています。
透明度の高い湖や熱帯雨林、砂丘が広がり、4WDでのドライブが大人気。
ディンゴ(野生犬)との遭遇にも注意が必要です。
星空観賞も魅力で、キャンプ派にもおすすめ。

アクセス:ハービーベイからフェリーで約50分。
費用:4WDツアー込みで1泊3〜5万円。
持ち物:水筒、アウトドアシューズ、虫よけ、懐中電灯。

絶景ビーチと海を堪能できる島

ホワイトヘブンビーチ(Whitsunday Islands)

オーストラリア屈指の絶景ビーチ、ホワイトヘブンは純白のシリカ砂で有名。
海の青と砂の白のコントラストは息をのむ美しさです。ヘリコプター遊覧やヨットクルーズで空から眺めるとさらに感動的。
泳ぐだけでなく、静かに砂浜を歩くだけでも特別な体験ができます。

アクセス:エアリービーチから船で約30分。
費用:日帰りツアー約1.5〜2万円。
持ち物:サングラス、帽子、ラッシュガード、軽食。

ロットネスト島(Rottnest Island)

西オーストラリア州パース沖にあるロットネスト島は、「世界一幸せな動物」クオッカの生息地として有名。
インスタ映えする笑顔のような表情で人気です。車の乗り入れは禁止されており、自転車やバスで移動します。
美しいビーチとシュノーケリングも魅力。

アクセス:パースからフェリーで約90分。
費用:日帰りツアー約1.5万円〜。
持ち物:水着、自転車レンタル代、防水バッグ。

マグネティック島(Magnetic Island)

タウンズビル沖に浮かぶマグネティック島は、手つかずの自然とビーチが魅力。
ウォーキングトレイルが整備され、野生のコアラ観察も可能です。
のんびりとした雰囲気で、長期滞在者やバックパッカーにも人気があります。

アクセス:タウンズビルからフェリーで約20分。
費用:宿泊1泊1.5万円〜、キャンプ場利用でさらに安価。
持ち物:動きやすい服、ハイキング用靴、双眼鏡。

冒険好きにおすすめの島

メルヴィル島(Melville Island)

ノーザンテリトリーのダーウィン沖にあるメルヴィル島は、手つかずの自然が残る先住民の島。
観光客は少なく、特別なツアーでのみ訪問可能。
釣りやハンティング体験、先住民文化に触れられる貴重な場所です。

アクセス:ダーウィンから小型飛行機で30分。
費用:ツアー参加費1日約5〜7万円。
持ち物:長袖服、アウトドア用帽子、現金(カード利用不可の場面あり)。

ブルーニー島(Bruny Island)

タスマニア南部にあるブルーニー島は、グルメと自然が楽しめる人気スポット。
オイスターやチーズ、ワインといったグルメ体験ができるほか、野鳥観察や展望台からの景観も絶景です。
タスマニア旅行と組み合わせて訪れたい島。

アクセス:ホバートから車とフェリーで約2時間。
費用:日帰りツアー約1.2〜1.8万円。
持ち物:防寒具、カメラ、食事を楽しむための現金。

ダークハート島(Dirk Hartog Island)

西オーストラリアのシャーク湾にあるダークハート島は、冒険心をくすぐる無人島に近い雰囲気。
4WDでの上陸が主流で、キャンプや釣り、野生動物の観察が魅力です。
星空観察にも最適で、大自然をダイレクトに感じられる場所。

アクセス:デナムから4WD車でフェリー経由。
費用:キャンプ1泊数千円、ツアーで1泊2万円〜。
持ち物:テント、食料、懐中電灯、衛星通信機。

オーストラリア離島旅行の注意事項

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離島旅行は特別な体験をもたらしますが、都市観光とは異なる注意点も多く存在します。
島ごとに気候や環境が異なるため、事前の情報収集と準備は欠かせません。
野生動物や自然環境への配慮、アクセス方法や交通事情、さらには宿泊や食事の選択肢も大きく異なります。
また、医療体制が十分でない場合も多いため、持ち物や旅行保険の準備も重要です。
ここでは、オーストラリアの離島観光を安全かつ快適に楽しむために知っておきたい5つの注意事項を解説します。

治安と野生動物のリスク

オーストラリアの離島は比較的安全ですが、野生動物への注意が必要です。
カンガルーやコアラは穏やかに見えても不用意に近づくと危険。フレーザー島のディンゴや、海のクラゲ(11〜3月)もリスクがあります。
観光地で指定されたルールを守ることが大切です。

季節と気候の変化

オーストラリアは広大な国で、気候が地域ごとに大きく異なります。
北部は雨季・乾季がはっきりしており、南部は四季が感じられます。
離島は風が強く気温差も激しいため、防寒具や雨具を持参するのが安心です。

島ごとのアクセス事情

離島は本土からのアクセスが限られ、フェリーや小型飛行機に依存する場合もあります。
天候により欠航が発生することも珍しくなく、余裕を持ったスケジュールを組む必要があります。
特に観光シーズンは事前予約が必須です。

食事・宿泊環境の違い

リゾート開発された島は快適ですが、自然保護区や僻地に近い島は食料調達が困難な場合があります。
ダークハート島のように自炊や持ち込みが必須な場所もあるため、滞在先の環境を事前に調べて準備しましょう。

持ち物と旅行保険の重要性

離島では医療施設が十分でないことが多いため、旅行保険に加入するのが安心です。
また、日焼け止め、防水バッグ、虫よけ、常備薬などは必須。
都市観光と異なり「持ち物が旅の快適さを大きく左右する」点を意識して準備しましょう。

まとめ

オーストラリア観光を計画するなら、ぜひ離島巡りを組み込んでください。

本記事で紹介した12の島は、それぞれに独自の魅力があり、世界遺産の絶景から野生動物との出会いまで、旅を特別なものにしてくれます。

アクセスや費用は島ごとに大きく異なり、宿泊環境もさまざまです。準備不足だと不便を感じる場面もありますが、しっかりと持ち物を整え、注意事項を踏まえて行動すれば、安全で充実した時間を過ごせます。

都市観光だけでは味わえない「オーストラリアの離島」での体験は、旅の思い出をより豊かにしてくれることでしょう。

おわりに

オーストラリアの旅は広大で奥深く、訪れるたびに新しい魅力を発見できます。

その中でも「離島」は、非日常を味わえる特別な存在です。

海の青さ、砂浜の白さ、野生動物との出会い、そして満天の星空。これらの体験は一生の思い出になります。

この記事を参考に、次回の旅行ではぜひ離島を目的地に加えてみてください。

あなたのオーストラリア観光が、より感動的で心に残る旅となるはずです。

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