オーストラリアに移住する前に知っておきたいこと:習慣やマナーについて

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Cさん
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オーストラリアの習慣やマナーが知りたい人

・オーストラリアの日常のマナーはどうですか?
・オーストラリアの気候は日本とどのように違うの?
・オーストラリアの交通ルールなどはどうですか?

今回の記事ではこんな疑問に答えます。

KAZUW
KAZUW

オーストラリアの人々は、とてもフレンドリーで親切なことで知られています。
彼らは一般的にストレートな表現を好み、コミュニケーションが円滑であることを重視しています。
今回は、オーストラリアで知っておくべき習慣やマナーを紹介します。

この記事を書いている私はオーストラリアで在住経験があり、実際に現地の人ともコミニュケーションをとっていたので分かりやすくご紹介します。

オーストラリアのマナーやルール、習慣

挨拶

日本の場合は、お店で店員に「いらっしゃいませ」といわれても、返すことはあまりないと思いますが、オーストラリアでは店員に声を掛けられたら返すようにしましょう。
例えば「How are you today?」と尋ねられたら、「Not bad.」や「Good.」と返答すれば問題ありません。
店を出るときは「Thank you.」といってから出ると良いでしょう。

ビジネスマナー

オーストラリアのビジネスマナーは、一般的にフレンドリーでリラックスしていますが、失礼な行動は避ける必要があります。
ビジネスの場での挨拶には、相手の肩や背中を軽く叩くことは避け、握手のみにするようにしましょう。
また、相手の名前を覚えることも重要です。
ビジネスの場で電話をする際には、自己紹介をするとともに、相手の名前を呼びかけるようにしましょう。

服装

オーストラリアの気候は、北部では温暖で、南部では寒冷です。したがって、季節や地域に合わせた服装をする必要があります。
一般的に、ビジネスの場ではスーツやドレスなどの正装が求められます。
カジュアルな場合でも、清潔できちんとした服装が望ましいです。
ビーチや公園など、レジャーの場合は、水着や短パンなどのカジュアルな服装でも問題ありません。

食事のマナー

オーストラリアでは、一般的に料理をシェアすることがあります。
レストランで注文する際には、相手と共有する意向があるかどうかを確認すると良いでしょう。
また、食事中にはテーブルマナーを守ることが望ましいです。
ナイフとフォークを正しい手で持ち、食事の進行に合わせて使います。
食事中には口を開けず、音を立てずに食べるようにしましょう。
また、食べ物を残すことは好ましくありませんが、食べきれない場合には残したい旨を伝えると良いでしょう。

礼儀正しさ

オーストラリアでは、一般的に他人を尊重することが求められます。
人々は公共の場でのマナーに非常に敏感であり、騒がしい行動や無礼な態度は避ける必要があります。
また、トイレを借りる場合には「失礼します」と声をかけ、使用後には綺麗にしましょう。
また、公共交通機関では席を譲ることが望ましいです。
子供や高齢者、妊婦などがいる場合には、自ら席を譲ることも大切です。

飲酒のマナー

オーストラリアでは、飲酒文化が根強くあります。
一般的に、公共の場で飲酒をすることは避け、バーなどの特定の場所で飲むことが望ましいです。
また、飲みすぎに注意し、自分の身の回りの清潔を保つことが重要です。
運転する前には、必ずアルコール検査を行い、自分自身と他人の安全を確保するようにしましょう。

音に関するマナー

くしゃみをするとき、周りに人がいる場合は「Excuse me.」と断ってから、手で口を押さえてします。
鼻をすするのもマナー違反なので、かむようにしましょう。

残業はしない

オーストラリアの人たちは、仕事を効率よく終わらせて定時に退社するため、残業はあまりしません。
基本的に残業代が出ない企業が多く、プライベートを大切にしているからです。

シャワーの時間が定められている

雨が少ないオーストラリアでは、水は大切な資源です。大半の家庭ではシャワーの時間が5分~10分と決められています。ホームステイ先で特にいわれなかった場合も、できるだけ早く済ませるように心掛けるのがマナーです。

バーベキューは家庭料理

オーストラリアでバーベキューは、「バービー」の愛称で親しまれるほど国民に愛されています。
庭のある家には大抵バーベキューコンロがあり、いつでも家族で楽しめるようになっています。
公園やビーチなどに誰でも無料で使用できる、公共のバーベキュー台があるのも、オーストラリアならではです。

お酒を持ち込んでも良いお店がある

飲食店の店頭に「BYO」の文字があったら、お店にお酒を持ち込んでも良いサインです。
「BYO」とは「Bring Your Own」の頭文字を表しています。
このサインのあるレストランでお酒を飲みたい人は、自分で好きなものを持ち込めます。
一般的にはボトルワインを持ち込むケースが多く、飲食代を安く済ませることができます。

キャッシュレス社会

オーストラリアでは、スーパーやレストラン、コンビニ、個人商店など、あらゆる所にキャッシュレスサービス用の端末が設置されています。
通称「EFTPOS(エフトポス)」と呼ばれるデビットシステムにより、小銭はあまり持ち歩かず、少額でもキャッシュカードで支払います。
銀行のキャッシュカードで商品を購入すると、口座からすぐに商品の金額が引き落とされる仕組みです。

お店の営業時間が短い

中心部のスーパーマーケットなどを除き、お店の営業時間は通常午前8時または9時から午後5時半までです。
24時間営業の店舗はほとんどありません。
週に1度「レイト・ナイト・ショッピングデー」があり、この日は多くの店が夜9時まで営業しています。

公共の場で飲酒は禁止

飲酒できる年齢は18歳以上です。
公共の場での飲酒は基本的に禁止で、警察に見つかると罰金が科せられます。

喫煙

飲食店は基本的に全席禁煙で、全館禁煙のホテルも少なくありません。
公共の場所では条例が定められている場合もあります。
禁煙エリアでの喫煙や、たばこの吸殻のポイ捨ては罰金が科せられます。
飲酒と同じく、喫煙できる年齢は18歳以上です。

交通ルール

日本と同じ左車線、右ハンドルです。
郊外などの信号機がない横断歩道では、歩行者を優先します。
また、自転車に乗るときはヘルメット着用が義務付けられています。

タクシー

助手席に乗るのが一般的ですが、不安な場合は後部座席に座っても問題ありません。
自動ドアではないため、開け閉めは自分で行います。
基本的にチップはいりません。

エスカレーターとエレベーター

エスカレーターは左側に乗り、右側を空けます。
混み合っているエレベーターを降りたいときは、無理矢理降りようとするのではなく、「Excuse me.」と声を掛けるのがマナーです。

チップ

基本的にチップの習慣はないものの、特別なサービスを受けた場合には払います。
一流レストランでサービス料がない場合は、料金の10パーセント~15パーセントが相場です。
カジュアルなレストランでは端数を切り上げて渡すか、料金の5パーセント程度を渡します。
タクシーのチップは基本的には不要ですが、1オーストラリアドル以下の釣り銭をチップ代わりに渡す場合もあります。
ホテルのポーターも基本的にはチップを渡さなくても大丈夫です。
大きなバッグや重たい荷物を運んでもらったときなどは、1オーストラリアドル~2オーストラリアドル程度を渡します。
ベッドメイキングのハウスキーパーは、チップ不要です。

以上が、オーストラリアの習慣やマナーについての概要です。これらの習慣やマナーを守ることで、オーストラリアでの生活がより円滑になることでしょう。また、相手を尊重し、親切な態度を示すことは、オーストラリア人との良好な関係を築く上で重要なポイントとなります。

まとめ

オーストラリアの習慣やマナーには、多様性がありますが、一般的には相手を尊重し、礼儀正しく接することが求められます。
また、公共の場では静かな態度を保ち、騒がしい行動は避けるようにしましょう。
食事の際には、ナイフとフォークを使い分け、音を立てずに食べるように注意しましょう。
トイレを利用する際には、失礼の一言とともに清潔に使用し、公共交通機関では席を譲ることが望ましいです。
飲酒に関しては、公共の場での飲酒は避け、適量に注意しましょう。
これらの習慣やマナーを守ることで、オーストラリアでの生活が円滑になり、オーストラリア人との良好な関係を築くことができます。
オーストラリアは多様な国であり、さまざまな文化が混在しています。
そのため、異なる文化や習慣に対する理解と尊重が必要となります。

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