【タスマニア】世界遺産「クレイドル・マウンテン国立公園」特徴・アクセス

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タスマニア旅行/観光
Dさん
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クレイドル・マウンテン国立公園の情報が知りたい

「クレイドル・マウンテン国立公園ってどんなところだろう?、、、クレイドル・マウンテン国立公園の特徴や魅力はなんだろう?、、、クレイドル・マウンテン国立公園への行き方を知りたい、、、」

今回の記事ではこんな疑問に答えます。

KAZUW
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原生林と湖が織りなす大自然の景観がとても魅力的なスポットで多くの観光客が訪れる「クレイドル・マウンテン国立公園」。
今回は、そんなクレイドル・マウンテン国立公園をご紹介します!

この記事を書いている私は実際にオーストラリアで在住経験があり、さまざまな観光スポットを見てきたので画像付きで分かりやすくご紹介します。

クレイドル・マウンテン国立公園(Cradle mountain-Lake St Clair National Park)

オーストラリア南東にあるタスマニア島にあるのがこちらの「クレイドル・マウンテン国立公園(Cradle mountain-Lake St Clair National Park)」です。
1982年にこの広大なエリア一帯が「タスマニア原生地域」としてユネスコ世界遺産に登録されています。
赤ちゃんのゆりかごという意味の“クレイドル”は、標高1,545mのクレイドル山の頂上と、その隣にある標高1,353mのリトルホーンを繋ぐ部分がゆりかごのように見えることから名付けられたといいます。
約200万年の長い歳月をかけて、氷河が少しずつ溶けて形作られたこのエリアには、3,000以上の湖や池があり、原生林と湖が織りなす大自然の景観がとても魅力的なスポットで多くの観光客が訪れるタスマニアの中でも人気なエリアです。

クレイドル・マウンテン国立公園のベストシーズン

日本と同様に4つの季節があるタスマニアは、南半球に位置しているため季節は日本と真逆なのです。
クレイドル山のハイキングを楽しむベストシーズンは、降雨量も少なくなる夏のシーズン(11月~2月)そして秋が訪れ、紅葉が美しい4月頃までがオススメです。
内陸の気温は、夏にあたる11月~2月の間で17~24℃と比較的涼しいです。
夏の時期、日中は半袖でも大丈夫ですが、最低気温が10℃あたりになることもあるので、上着等は必須だと言えます。

クレイドル・マウンテン国立公園へのアクセス

飛行場や鉄道のないクレイドル・マウンテン国立公園までのアクセスは、車やバスのみとなります。
タスマニア南方にある州都ホバートから車で約4~5時間、タスマニア北部のロンセストンからは約2時間半ほど、南部のクイーンズタウンからは約2時間で到着します。
ちなみに、ロンセストンからは週3~4日の便で長距離バスも出ています。
事前予約が必要なのでご利用の際は注意が必要です。

また、クレイドル・マウンテン国立公園内はシャトルバスが走っていますので、目的にあったチケットを購入しましょう。
チケットはビジターセンターで購入できます。
尚、タスマニアを周遊する場合は、島内すべての国立公園に入園可能なチケットも販売しているため周遊予定の方は活用するのもいいでしょう。

ビジターセンターから先の公園内は、キャンピングカーやモーターホームの入園は禁止なので注意してください。

シャトルバスの運行時間帯は以下の通りなので参考にしてみてください。

時期営業時間運行頻度
夏季(10月1日 – 3月31日)8:00am – 6:00pm10〜15分間隔で運行
冬季(4月1日 – 9月30日)9:00am – 5:00pm15〜20分間隔で運行

クレイドル・マウンテン国立公園の特徴・魅力

圧倒的な大自然が魅力なクレイドル・マウンテン国立公園では、タスマニア島の太古の時代の自然を間近に感じることができるオーストラリア内でも特別なスポットです。

太古の原生林やワイルドフラワー、神秘的な湖、インパクトのあるシルエットの山岳など、美しい景観を楽しむために世界中からクレイドル・マウンテン国立公園には多くの観光客が訪れています。

自然豊かなクレイドル・マウンテン国立公園には、オーストラリアの固有種であるコアラやカンガルーなどの動物など、多種多様な野生動物が生息しているので、運が良ければ出会えるかもしれません。

クレイドル・マウンテンのハイライト

トレッキングを楽しむ

クレイドル・マウンテンの息を呑むような景色を1番に肌で感じれるのは、やはりトレッキングがオススメです。
初級から上級まで様々なコースがありますので自分のレベルや予定時間に合わせて楽しむことができます。

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馬に乗ってトレイルを散策

乗馬をしながらクレイドル・マウンテンやバーン・ブラフ、ローランド山を眺めることができるこちらのアクティビティは観光客にとても人気です。
馬の背中に乗り、ゆったりと高山のユーカリとマートルの森を通り、スピーラー平原の草原まで登り、山の壮大さを感じてみるのはいかがでしょう。

URL:https://cradleadventures.com.au/

クレイドル・マウンテン上空をヘリコプターで堪能

長時間のハイキングが苦手な方や、十分な時間がとれない場合には、ことちらのヘリコプターツアーがおすすめです。
クレイドル・マウンテンの近くでヘリコプター遊覧飛行を予約して、世界遺産地域の壮大な景観を上空から堪能してみましょう。

URL:https://tasmanianairtours.com.au/

タスマニアン・デビル

普段は人目につかないように隠れている恥ずかしがり屋なタスマニアン・デビルを見るのには、昼と夜のツアーを催行している現地のツアーに参加するのが最適な方法です。
その他に、絶滅危惧種の野生動物オオフクロネコ、フクロネコなどにも出会える可能性もあります。

URL:https://devilsatcradle.com/

ナイトツアーに参加して野生動物を観察

夜行性の動物が多いクレイドル・マウンテンで夜の国立公園内を観察して周るには、ガイドと一緒に歩くツアーに参加するのがオススメです。
ウォンバットやアカハラ・ヤブワラビー、フクロネコ、タスマニアン・デビルに出会えるかもです。

URL:https://mcdermotts.com.au/

スリル満点のキャニオニングツアーに参加する

大自然の中でスリル満点の体験をしたい方には、キャニオニング・ツアーに参加してみるのがオススメです。
滝から飛び降りたり、崖を下降したり、急流を下ったり日本では味わえないようなスリル満点な体験ができます。
レベルに合わせて様々なツアーがあるので安心して楽しむことができます。

URL:https://cradlemountaincanyons.com.au/

タスマニア固有の紅葉を鑑賞する

オーストラリア固有の落葉樹の中でもとても珍しい植物「ファガスの木」は、タスマニア州では「ファガスの変化」と呼ばれおり、多彩な色を楽しむことができます。
クレイドル・マウンテン国立公園では、ダブ湖やクレイター湖などで見ることができます。

URL:https://parks.tas.gov.au/discovery-and-learning/plants/fagus

アートギャラリーで島の物語を感じる

クレイドル・マウンテンとタスマニア州の物語を楽しみたい方には、「クレイドル・マウンテン・ウィルダネス・ギャラリー(Cradle Mountain Wilderness Gallery)」がオススメです。
大規模なインスタレーションや展示会、ディスプレー、映画など、アートを通して島の州の物語を楽しむことができます。

URL:https://wildernessgallery.com.au/

MAP

クレイドル・マウンテン

場所

詳細情報

住所4057 Cradle Mountain Rd, Cradle Mountain TAS 7306
アクセスロンセストンから車で約2時間半
定休日
営業時間
料金
URLhttps://parks.tas.gov.au/explore-our-parks/cradle-mountain
2022年12月現在

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