オーストラリアで使えるクレジットカードの情報が知りたい人
・なんで海外で使えるクレジットカードが必要?
・クレジットカードの種類はいっぱいあるけど、どこの会社が人気なんだろう?
・それぞれの特徴はどうなのかな?
今回の記事ではこんな疑問に答えます。
短期or長期でオーストラリアに行くならクレジットカードは必要不可欠です!
短期の旅行でも便利ですが、特に長期で滞在してオーストラリアで生活する予定であれば、渡豪前に予め日本でクレジットカードを作っておくことをオススメします。
今回は、そんなオーストラリアなど海外で使える最強のクレジットカード3選をご紹介します。
この記事を書いている私はオーストラリアで在住経験があり、実際に今回ご紹介するいくつかのクレジットカードを作って利用していたので分かりやすくご紹介します。
オーストラリアのクレジットカード事情
はっきり言ってオーストラリアは、日本よりもクレジットカード社会の国です。
2017年に発表されたカード会社の調査によると、世界100都市のうち最もキャッシュレス化が進んでいるトップ9にオーストラリアのシドニーとキャンベラがランクインしています。
オンラインショップの決済手段はもちろんのこと、車のパーキングメーターもクレジットカードしか決済できない箇所が多かったり、決済だけでなくレンタカーを予約する際に信用確認のためにクレジットカードの提示を求められたりなど、様々です。
クレジットカードは、現金を持ち歩くことによる盗難やスリ、紛失の危険から守ると共に、お手軽にショッピングが楽しめます。
コロナウィルスの大流行以降、オーストラリアでも現金の受け渡しをしないキャッシュレスの流れになっています。
オーストラリアに住んでいる人は、実店舗のショッピングでもクレジットカードで支払いする人がとても多く、現金を持ち歩く人は少ないです。
そして、なによりビザや公共の手続きにもクレジットカード決済が求められることが多いので最低でも1枚は持っていく必要があります。
オーストラリアで一番使える箇所が多いブランドは「VISA」です。
クレジットカードが利用できる店舗やオンライン決済の際に「VISA」が使えないところはまず無いと言えるでしょう。
次いで「マスターカード」もかなり多くの場所で使えますが、たまに「VISA」しか利用できない店があったりします。
その他のブランド(JCB、American Express、Diners Club)は、大手のVISAやマスターに比べると利用できない場所が多く、利用できたとしても数パーセントの手数料がかかったり、VISAやマスターに比べてデメリットがあります。
オーストラリアにクレジットカードを持っていくべき理由
1.多額の現金を持ち歩く必要がなく安心
日本と同様に、クレジットカードを持っていれば、多額の現金を持ち歩く必要はありません。
そして、オーストラリアのほとんどの場所でカード決済ができます。
窃盗事件に巻き込まれたりしないためにも現金を持ち歩くのではなく、クレジットカードを持つようにしましょう。
現金を持ち歩かないだけでかなりリスクを下げることができます。
2.紛失・盗難の際も対応が早い
オーストラリアは海外の国の中ではわりと治安が良い方と言われますが、それでも日本と違って紛失した場合、お金が返ってくることはほぼありません。
現金を紛失した場合は、そのまま現金を損失してしまいますが、クレジットカードだったらカード会社に連絡すればカードの利用を止めることができ、不正利用止めることも可能です。
さらに、クレジットカードには盗難保険がついている場合が多いので、不正利用と認められた分は全額補償を受けることができます。
3.海外旅行傷害保険が付帯
日本よりも医療費が高額な海外は、自費で払うには高額でびっくりしてしまいます。
しかし、海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていれば、海外で病気や怪我をした際に最大90日間は補償を受けることが可能だったりします。
クレジットカードを持って海外に行けば、なんの手続きもなしに自動的に保険が適用になるものと、クレジットカードで留学先までの交通費を払った場合に適用になる場合があるので、自分のクレジットカードがどちらのものなのかは、事前にしっかり確認しておきましょう。
尚、クレジットカードを複数枚持つことで補償額を合算することもできるので、その方法も考慮してみるのもいいかもしれません。
4.レンタカーやホテルの利用でデポジットが必要
クレジットカードは、ショッピングの決済としてだけではなく、身分証として提出を求められることがオーストラリアでは多いです。
ホテルのチェックイン時やレンタカーを借りる際にクレジットカードの提示を求められることが多いですね。
また、クレジットカードはデポジットの支払いにも便利です。
現金で支払うよりもクレジットカードの方がデポジットの金額が少ない場合も多いです。
5.キャッシング機能を使える
キャッシング機能とは、海外のカードATMでクレジットカードを使って現地通貨を引き出すことのできるサービスです。
手持ちの現金がなく現地で急に現金が必要になった場合に助かるサービスです。
ただし、キャッシング機能は金利手数料がつくので、借り過ぎて返せなくなるということが起こらないように注意が必要です。
また、キャッシング機能は設定しなければついていない場合があります。
設定には通常2〜3週間かかるので、あらかじめ余裕をもって設定しておきましょう。
クレジットカードの選び方
1.ブランド
クレジットカードのブランドはVISAかMasterがいいでしょう。
どちらのブランドも利用できる店舗がかなり多いので、この2つのブランドを両方もしくは片方持っていれば、困ることはほぼないでしょう。
2.年会費
クレジットカードには、年会費無料と有料があります。
年会費無料のカードでもポイント還元率が高いものもあったり、海外旅行保険が付帯するものもあるので、どうしても有料がいいということでなければ、基本的には年会費無料カードがオススメです。
3.サポートデスクの有無
クレジットカード会社によりますが、サポートデスクがないところもあったりします。
また日本にはサポートデスクがあっても、留学先の国には無かったりということもあるので、日本と留学先のどちらにもサポートデスクがあるかを事前に確認しましょう。
さらに、海外のサポートデスクで日本語対応のものを選ぶとより安心ですね。
4.ポイント還元率
クレジットカード会社を選ぶときにポイント還元率も大きな決め手となります。
クレジットを利用する場所が日本でも海外でも同じようにポイント還元はありますので、できるだけ還元率が高いものを選ぶようにしましょう。
オーストラリアで使える最強クレジットカード3選
筆者オススメ
エポスカード
VISAブランドであり、年会費無料、そして海外旅行傷害保険がついているという条件を全てクリアする最強カードがエポスカードです。
エポスカードの海外旅行保険(自動付帯)
年会費無料で付帯する旅行保険の内容は以下の通りです。
障害死亡・後遺障害 | 500万円 |
障害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 |
賠償責任 | 2,000万円 |
救護者費用 | 100万円 |
携行品損害 | 20万円 |
メリット
・年会費が無料
・海外旅行傷害保険が自動付帯
・VISAでカードを発行できる
・一時的に買い物限度額を増額可能
デメリット
・基本の還元率が低め
・ステータスは低い
三井住友カード
セキュリティ面もしっかりしていて、海外での利用もとても安心です。
ポイント還元に特徴があり、還元率に加えてポイントの有効期限が24か月と長くなっています。
海外留学で貯めたポイントを日本に帰国してから利用することも可能です。
また、カード番号が表面に記載されていないナンバーレス(NL)カード。
三井住友カードの海外旅行保険(利用付帯)
年会費無料で付帯する旅行保険の内容は以下の通りです。
障害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
障害治療費用 | 100万円 |
疾病治療費用 | 100万円 |
賠償責任 | 2,500万円 |
救護者費用 | 150万円 |
携行品損害 | 20万円 |
メリット
・セキュリティ面がしっかりしている
・一部店舗利用でポイント還元率高い
・カードが即時発行され、届く前でも使用可能
デメリット
・通常利用ではポイント還元率があまり高くない
・カード番号の確認はアプリが必要
楽天カード
楽天カードも海外持っていく際にオススメのクレジットカードの1枚です。
楽天銀行も海外送金手数料が安いので、楽天銀行の口座も同時に開設するととても便利です。
海外保険も付帯しており、海外で事故や病気があった場合にも安心です。
楽天カードの海外旅行保険(利用付帯)
年会費無料で付帯する旅行保険の内容は以下の通りです。
障害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
障害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
賠償責任 | 3,000万円 |
救護者費用 | 200万円 |
携行品損害 | — |
メリット
・傷害補償額が比較的高い
・ネット不正あんしん制度で海外でも安心してネットショッピングが可能
・楽天サービス利用でポイント還元率が高くなる
デメリット
・オペレーターと直接電話するには料金がかかる
・期間限定ポイントは期限内のみポイントが使える
番外編
クレジットカードではありませんが、オーストラリアに持っていくととても重宝するカードがこちらの「マネパカード」です。
マネパカード
マネパはクレジットカードというよりは、プリペイド式のカードで、学生にはオススメの1枚です。
クレジットカードの場合は、利用したいときに利用したい金額だけいくらでも(限度額はありますが)利用できます。
それに対して、マネパは事前にカードにチャージした金額のみしか利用できないので、使い過ぎてしまうということが起こらず安心感があるカードと言えます。
メリット
・年会費無料
・チャージした金額分しか利用できない
・与信審査がないからクレジットカードよりお手軽
・両替レートが安い
・円高時に入金すれば安く買い物ができる
デメリット
・チャージした金額分しか使えない
・米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル、日本円の6通貨しかチャージできない
まとめ
今回は、オーストラリアで使える日本の最強クレジットカード3選をご紹介いたしました。
それぞれ簡単にご紹介したので別の記事にて各クレジットカード会社の詳細を書きたいと思います。
ちなみに、私はエポスカードと楽天カードの2枚を持っていきました。
オーストラリア滞在中に事故や病気などにならなかったので、海外保険を利用する場面はありませんでしたが、何かあっても大丈夫という安心感はあったので、作って良かったと思います。
そして、海外旅行保険を別で加入していたらその分のお金が無駄になっていたので、クレジットカードに無料で付帯しているもので良かったなと感じました。
以上の記事が参考になったと感じたら友人などにシェアなどしていただければ嬉しいです!
You only live once!! good luck 🤞