オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)の調査によると、ここ5年間で一般的な食料品のバスケット価格が20%以上上昇しており、特に低所得層の家庭では収入の5分の1以上を食費に費やしていることがわかりました。
すべての食料品カテゴリで価格が上昇している中、最も顕著な値上がりが見られたのは乳製品(32%増)とパンやシリアル製品(28%増)です。
肉やシーフードの価格は約20%上昇し、果物や野菜の価格も2019年3月から2024年6月にかけて19%上昇しました。
この調査結果は、スーパー業界における競争の欠如が、供給業者に対する不当な扱いや消費者に対する過剰な価格設定につながっているかどうかを検証するために行われたACCCの中間報告書の一部として発表されました。
報告書によると、多くの消費者が「過剰な」価格に直面しており、食料品の購入を減らし、予算内に収めるためにより安価な商品を選ぶようになっています。
さらに、消費者は食事の頻度や量を減らしたり、店舗に行く前にオンラインで価格を比較する習慣が増えているものの、価格比較には「大きな困難」があると報告されています。
ACCCの副委員長ミック・キオー氏は、この結果として、多くのオーストラリア人がスーパーの価格表示に対する信頼を失っていると述べています。
「こうした困難は、頻繁な特売や短期的な値下げ、まとめ買いのプロモーション、会員限定の特典など、一部のスーパーで行われている価格設定の手法から生じています」と指摘しています。
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