
ねえ、オーストラリアでの食費、ちゃんとコントロールできてる?
外食は1人$20〜$30が普通だから、スーパーマーケットを味方につけると旅も留学も一気にラクになるんだよね。
現地の“二巨頭”はWoolworths(ウールワース)とColes(コールス)、そこにALDI(アルディ)とIGAを足して、さらに週末はローカルのオーストラリア マーケットもつまみ食い。
今日は、何をどこで買えばコスパ最強かをやさしく整理していくよ。シドニーの具体店舗(営業時間・住所・使いどころ)まで載せるから、そのまま真似してOK!
オーストラリアの主要スーパーマーケット概観
ビッグ4:Woolworths/Coles/ALDI/IGA
まず主役は4ブランド。
Woolworths(ウールワース):愛称はWoolies(ウーリー)。
売場が広くて、青果・精肉・デリ・ベーカリーが“ひと通りちゃんとある”。
駅直結の大型店(例:Woolworths Town Hall)は、平日06:00–24:00、土日07:00–24:00と長時間で、雨でも地下からそのまま行けるのが心強い。
Coles(コールス):販促(半額など)がわかりやすい“攻めの二巨頭”。
シドニーCBDのColes World Square(毎日06:00–24:00)は、とりあえず迷ったらここ——レベルの使い勝手。
デリでオリーブやハムをちょっとずつ量り買いできるのも旅向き。
ALDI(アルディ):ドイツ系ディスカウント。
“必要十分”の品揃え×常時低価格で、かご全体の底値を作るのが得意。
週替わりのSpecial Buysで家電やアウトドア用品まで出るのが名物。
IGA:独立系フランチャイズ。
店の個性が出やすくて、Thai Kee IGA(Market City内/09:30–20:00)みたいにアジア食材の厚い“頼れる避難所”的店舗もある。
結論、日常の土台=Woolies/Coles、底値担当=ALDI、ニッチ&アジア補完=IGA。
これにローカルのマーケットを週1で混ぜると、鮮度・楽しさ・節約がいっぺんに底上げされるよ。
チェーン別“強みとクセ”をつかむ

サクッと印象で覚えよう。
- Woolies:駅直結の“巨大倉庫”。ベーカリー・寿司ロールなど“即食”が強い。遅い時間の値引きシールにも遭遇しやすい。
- Coles:Half Priceの波に乗りやすい。PBの値頃感がいいから、乳製品や日配を上手に集めたい日に◎。
- ALDI:選択肢は少なめだけど十分。蜂蜜・ナッツ・チョコ・ミューズリーバー等は“ALDI印”でおみやげにもアリ。
- IGA:立地の妙と個性。Thai Kee IGAは日本・韓国・中国・東南アジアの食材が濃くて、“日本の味が恋しい日”の駆け込み寺。
マーケット(市場)とどう組み合わせる?
マーケット=鮮度と体験、スーパー=毎日の安定。
週末の朝にマーケットで青果・デリ・パンを“おいしいところ取り”、平日はスーパーで常温・冷蔵を補充。
ビーチや公園でピクニックするなら、スーパーで食材→現地でマーケットを覗くのも楽しい。
オーストラリア マーケットを混ぜるだけで、旅の思い出密度がほんと上がるよ。
価格・特売・品揃えの読み解き

週替わり特売(カタログ)は“買う日”を決める合図
現地のスーパーは、ザックリ水曜スタート→翌火曜までの週替わりカタログが定番。
ここが“買う日を決める合図”。
開始日に常温・冷凍・日用品をまとめて拾い、乳製品・精肉・日配はその週のHalf Priceを見て必要分だけ。
ALDIは“ずっと安い”から、ベースプライスの柱として使おう。
Coles/Wooliesの半額は“メリハリ担当”。
この2つを曜日×店のリズムで組み合わせると、食費がスッと落ち着くよ。
“単位価格”で本当の安さを見つける
ポップの「半額」って魅力的なんだけど、容量や入り数が違うと実は割安じゃないことも。
オーストラリアは棚札やオンラインに**$/100g・$/Lみたいな単位価格が出るから、そこを共通物差しにして比べよう。
PBとNB、サイズ違いも公平に比較できるから、“名目割引の罠”を避けられる。
レシートで小計・割引・合計の関係を一度チェックして、「この買い方正解だった?」を復習。
次週の買い回りが確実に上手くなる。
何をどこで買う?
- ALDI:乾物、冷凍、日用品、蜂蜜・ナッツ・チョコ(おみやげ候補)
- Woolies/Coles:乳製品・精肉・日配をHalf Priceで拾う。ベーカリーや寿司ロールも便利(Woolies Town Hallは駅直結で最高)。
- IGA(Thai Kee):アジア系食材、インスタント、米、調味料。**“日本の味”**が恋しい日に。
- マーケット:青果・デリ・パンで“食のテンション”を上げる日。
このテンプレをスマホのメモに貼っておけば、スーパーの前で迷子にならないよ。
ロイヤリティ・決済・レジ体験
ポイント(Everyday Rewards/Flybuys)は“寄せる週”がコツ
WooliesはEveryday Rewards、ColesはFlybuys。
どっちも“ブースト週間”が美味しいので、今週はどっちに寄せるか決めて買うと貯まり方がぜんぜん違う。短期滞在はどちらか一方に寄せるとラク、長期は両刀でもOK。
会計前にアプリのバーコードを見せるのをお忘れなく。
ポイントで$引きするタイミングは、帰国直前の“在庫処分買い”でも良いし、航空系に振り替えられる設計もあるよ(細ルールはアプリで最新確認)。
セルフレジの詰まり回避術
セルフレジは速くて気楽。
ただし“詰まりの三兄弟”に注意ね。
- スキャン漏れ → 置く前に必ずスキャン。
- 重量検知エラー → 同じ台に載せて、途中で出し入れしない。
- 会員QR読み忘れ → 最初に提示しておくのが平和。
紙クーポンや大きい割引の適用がある日は最初から有人レジでサッと済ませるのも全然アリ。詰まったら焦らず店員さんを呼ぼう。“早く終える判断”が一番の時短だよ。
レシート&キャッシュレスの賢い使い方
支払いは基本タップ(非接触)。
レシートには品名・数量・単価・割引がちゃんと出るから、単位価格メモと照らして“今日の買い方の反省会”。
旅行中はプリペイドやデビットをスーパー専用にして、支出を見える化するのがオススメ。
おみやげ費用は別財布にすれば、「気づいたらチョコ買いすぎ」を防げるよ。
法規・営業時間・州差の基礎知識

マイバッグ必須!袋は“持参がデフォ”
オーストラリアは袋の規制が厳しめ。
基本、有料の再利用バッグを買うスタイルだから、旅行者ほど毎回の袋代が地味に痛い。
折りたたみエコバッグ×2枚をカバンに常駐させておくと、お金もゴミも減って気持ちいいよ。
生鮮の水滴が気になるなら、新聞紙や薄ビニールを内袋にして対応。
サステナ的にも“カッコいい買い物の仕方”だと思う。
酒は“ボトルショップ文化”を理解しよう
州ごとに酒類販売のルールが違うのがオーストラリア。
スーパー店内で売ってない州も普通にあるから、基本はBWS/Dan Murphy’s/Liquorlandみたいなボトルショップで買うイメージ。
併設・隣接・同モール内などパターンはいろいろ。
BBQの前日や週末は営業時間短縮にぶつかることもあるから、前倒しで買っておくと安心。
身分証チェックが入ることもあるので、IDだけは忘れずに。
営業時間の読み解き:シドニー中心部の実例
営業時間はモール規則×立地×曜日×祝日でけっこう揺れる。
- Coles World Square:毎日06:00–24:00/650 George St(朝活派・夜型派どっちも救ってくれる神)
- Woolworths Town Hall:平日06:00–24:00/土日07:00–24:00(駅直結、地下に生鮮・寿司ロール、上階にはおみやげ雑貨まで)
- Thai Kee IGA(Market City):毎日09:30–20:00(アジア系が濃い。フードコートやアウトレットも同建物)
- ALDI Darlinghurst:毎日08:30–20:00(木は**〜21:00**)(CBDから徒歩圏、底値作りの拠点)
祝日やイベントで例外運用があるから、Googleマップ+店頭掲示の二段確認は習慣化しよ。
旅行者・留学者の実践シナリオ
1週間の食費最適化モデル
- 水曜(カタログ更新日):ALDIで常温・冷凍・日用品をドンと。Coles/WooliesのHalf Priceで乳製品・精肉・日配を必要分。パンは大袋→冷凍でロスをカット。
- 木〜金:不足分の小回り買い。夜に値引きシールを拾えたらラッキー。
- 土曜:Thai Kee IGAでアジア食材(麺・出汁・調味料・インスタント)。“日本の味が恋しい日”の備えを作っとく。
- 日曜(または土曜の朝):ローカルマーケットで青果・デリをまとめ買い→平日の自炊が急に楽しくなる。
- 月〜火:レシートを見て単位価格の当たり外れを復習→次週の底値予測リスト更新。
このテンプレを回すだけで、お金・手間・満足度のバランスが整うよ。
自炊×外食×マーケットのハイブリッド
外食は“体験投資”、自炊は“コスト最適化”。
- 朝:ALDIのグラノーラ×Wooliesのヨーグルト×旬の果物(マーケット)
- 昼:Coles/Wooliesのデリで軽食ボックス or Thai Kee IGAの麺・ソースでクイック麺
- 夜:外食は週1〜2回に寄せて、それ以外はHalf Price食材で作り置き
BBQ/ピクニックは、スーパーで肉・チーズ・オリーブ、ALDIでパン・ナッツ・スナックを確保すれば、公園5分でピクニックが実現。これ、コスパ最高の“オーストラリアの楽しみ方”だよ。
【シドニー中心部】おすすめ4店の“使いどころ”
- Coles World Square(毎日06:00–24:00)
⇒ とにかく広くて揃う。早朝BBQの買い出し、出国前夜の忘れ物救済にも。 - Woolworths Town Hall(平日06:00–24:00/土日07:00–24:00)
⇒ 駅直結。地下で生鮮・寿司ロール→徒歩5分のHyde Parkでピクニック。上階はおみやげ雑貨も見られる。 - Thai Kee IGA(Market City)(毎日09:30–20:00)
⇒ アジア食材の砦。日本のスナックや袋麺も“変わり種みやげ”にいける。 - ALDI Darlinghurst(毎日08:30–20:00/木は〜21:00)
⇒ “土台単価”を落とす担当。ALDI印の蜂蜜・ナッツ・チョコはコスパ良くて喜ばれがち。
注意事項

日本のスーパーと似てるようで、オーストラリアはルールと運用がちょっと違う。
ここを外すと、ムダな出費やモヤっとが増えちゃう。
下の5つは、私が友だちにまず伝える“落とし穴回避”セット。
袋は買う前提じゃなくて“持参がデフォ”、酒は“別棟”文化、半額ポップは単位価格で検証、セルフレジは詰まりを先読み、営業時間は毎回チェック。
この5つを握っておけば、ほとんどの困りごとは事前に消せるよ。
1) レジ袋は“持参がデフォ”。買うなら再利用前提で
袋代って、1回は小銭でも回数×日数で確実に積み上がる。旅の後半ほど「え、けっこう使ってた…」ってなりがち。
だから折りたたみエコバッグ×2を常備しよう。
生鮮の水滴が心配なら、売場で新聞紙や薄ビニールをもらって内袋にすればOK(マーケットでもらえること多い)。
エコバッグは濡れ・匂い移りを防げば長持ちするし、サステナの観点でも気持ちいい。
“買う前提”から“持参デフォ”にスイッチするだけで、お金も手間もストレスもスッと減るよ。
2) 酒は“ボトルショップ”。州差・販売時間・IDに注意
オーストラリアは州ごとに酒の扱いが違う。
スーパー店内に酒がない州も普通にあるから、BWS/Dan Murphy’s/Liquorlandなど専用ショップで買う想定にしておこう。
モール内の別区画や隣接が多いから、Googleマップで「liquor」を足して検索するのが早い。
販売時間の制限や身分証の提示があるので、BBQやホームパーティの前日までに買っておくのが鉄板だよ。
直前に行くと“閉まってた”とか“品薄”で、けっこう泣けるからね。
3) 「半額ポップ」に踊らず、単位価格で実質判断
鮮やかなHalf Priceのポップ、心が動くよね。
でも容量違い・入り数違いの“別物”を比べていたら、実は割高って落ちがち。
そこで**$/100g・$/Lの単位価格を見よう。
PBとNB、サイズ違いもこれでフェアに比較できる。
あと、見切り品(当日安い)とカタログ特売(週の波)は別物。
両方を“別の地図”として扱うと、買い物の精度がグッと上がる。
帰宅後にレシートで小計・割引・合計をチェック→次週の底値予測に反映、までやると節約が再現可能**になるよ。
4) セルフレジは速い。けど“3つの詰まり”だけは先読み
セルフの“詰まり三兄弟”は、①スキャン漏れ ②重量検知ズレ ③会員QR忘れ。
対処はシンプル。“スキャン→袋台”の順番を守る、青果はPLU(品目)を落ち着いて選ぶ、会員QRは最初に提示。
それでも怪しい日は最初から有人レジに行った方が早いことも多いよ。
紙クーポンや大きな割引、年齢確認が要る商品が混ざると、セルフが逆に時間ロスになることも。“早く終わる判断”を選べるのが買い物上手ってこと。
5) 営業時間は“毎回確認”。とくにモール&祝日
Coles World Square(毎日06:00–24:00)やWoolworths Town Hall(平日06:00–24:00/土日07:00–24:00)みたいな長時間の旗艦は心強いんだけど、祝日やイベントで特別営業時間に変わることは普通にある。
Thai Kee IGA(09:30–20:00)やALDI Darlinghurst(08:30–20:00、木のみ21:00)みたいに“やや短め”の店も混ざるしね。
Googleマップの当日表示+店頭掲示の二段チェックを習慣化しよう。
閉店間際に駆け込むと、品切れ&入口クローズで空振り…ってあるあるだから、ちょい早行動が吉。
まとめ
「オーストラリア スーパーマーケット」は、Woolies/Coles/ALDI/IGAの“役割分担”を理解すればもう怖くない。
ALDIで土台単価を落とし、Woolies/ColesでHalf Priceの波に乗って“旨いところ”だけ拾う。
IGA(Thai Kee)でアジア系を補完すれば、日本の味も再現しやすい。
さらに、週末のオーストラリア マーケットで青果・デリ・パンを押さえれば、“節約”と“幸福感”が両立するよ。
運用面のカギは、カタログ開始日(多くは水曜)、単位価格での実質比較、セルフレジの詰まり回避、袋&酒のローカルルール、営業時間の二段チェック。
この“友だちテンプレ”をそのまま動かせば、初日からお金・時間・満足度のバランスが決まる。
あとは現地で、“自分の推しスーパー”を見つけよう。
おわりに
スーパーって、その街の“暮らしの顔”がいちばん早く見える場所。
Half Priceに踊らず、単位価格で静かに勝つ。ポイントは寄せる週を決めて回収。
マーケットで旬を足して、BBQ/ピクニックで景色ごと味わう。
これが、オーストラリアのスーパー&マーケットを賢く・楽しく・ムダなく使うコツだよ。
シドニーにいるなら、まずはColes World SquareとWoolies Town Hallを押さえておけばだいたい何とかなる。
じゃ、次の買い物は“勝ちパターン”でいこう。
エコバッグ、忘れずに!