
概要
- 15歳の少年2名が逮捕・起訴
- **西シドニーのメリーランド(Merrylands)**の住宅に、28発のライフル弾が集団発射される事件発生(3月22日、午前3時25分頃)
- **ギルフォード・ウエスト(Guildford West)**のグラニーフラットに15発の銃弾が撃ち込まれる事件発生(4月16日、午前2時15分頃)
- 被害者には子どもが含まれ、幸い負傷者は出なかったが、子どもの頭部に20cmほどまで迫った弾もあった (abc.net.au)
詳細
1. メリーランドの事件(3月22日)
- セミオートマチックライフルで28発が住宅に撃ち込まれるドライブバイ事件
- 女性と6か月〜5歳の子ども4人が室内で寝ていたが、奇跡的に全員無事
- 現場には「標的が異なる相手だった」と思われる脅迫文が残されていた (aapnews.aap.com.au)
- 繰り返し事件と関連と見られる盗難車(Nissan X‑Trail)が発見され、焼却されていた (police.nsw.gov.au)
2. ギルフォード・ウエストの事件(4月16日)
- グラニーフラットに15発の銃弾が撃ち込まれる
- 26歳の女性が室内にいたが無傷だった
- 犯人は彼女の交際相手が犯罪組織と関連しているとみて狙ったと警察は推測
- 事件後、盗難車(Hyundai Tucson)が焼却された状態で発見された (dailytelegraph.com.au)
捜査と逮捕
- NSW州警察の特捜部隊「Taskforce Falcon」が両事件を捜査 (abc.net.au)
- 28発事件と15発事件の両方に関与したとされる15歳の少年Aが、シドニー南西部・コンデルパークで逮捕 (abc.net.au)
- メリーランド事件の運転役などを担ったとされる別の15歳少年Bが、ペンリス警察署で逮捕
- 両少年とも保釈は認められず、児童裁判所に出廷予定 (dailytelegraph.com.au)
捜査責任者のコメント
Taskforce Falcon指揮官のデテクティブ・スーパーテンデント、ジェイソン・ボックス警視は次のように述べています:
「これはゲームではない。本物の武器を使い、本物の人命を危険にさらしている」 (aapnews.aap.com.au)
「これは金儲けの仕事として、若者が犯罪組織に雇われているという恐ろしい事態だ」
警察はまた、これらの若者が暗号化されたチャットや込み入った募集経路を通じて組織犯罪に関与していると見ており、「犯罪現場で命を奪われるリスク」も強調されています 。
なぜ重要なのか
点 | 内容 |
---|---|
無差別性 | 無関係な家族や子どもまで巻き込まれる強烈なリスク |
**少年の加害】 | いずれも被害届ではなく、15歳という若者が加担した点 |
犯罪組織の問題 | 暗号化チャットなどを介した非レガシーな勧誘経路 |
まとめ(日本の視点で)
- 「本物の銃」と「本物の人命」が関与した重大事件
- 無罪の家族が巻き込まれるリスクが現実化
- 少年を犯罪に巻き込む組織体の存在が社会問題化
- 日本でも少子化や犯罪傾向が多様化する中、未成年者が巻き込まれるリスクには注視すべき
今回の記事か役に立った!良かった!と思ったらシェアしてもらえると嬉しいです。
閲覧いただきありがとうございます。
You only live once!! Enjoy your life!!
