今回の記事では、オーストラリアでワーキングホリデー(略語:ワーホリ)をするには何をしたらいいのかや、用意するものなどを簡単に紹介します。
尚、留学エージェントなどを利用すれば面倒なVISA取得や語学学校の手配、宿泊先の手配、現地の銀行口座の開設など様々な事を代行してもらえますが、一から自分でやってみたい人や、予めどんなことがあるのか知っておきたい人は本記事が役に立つと思います。
オーストラリア ワーキングホリデーの情報収集
ワーキングホリデーってそもそも何?
ウィキペディアで調べると以下の説明が出てきます。
ワーキング・ホリデー (英語: Working Holiday)とは、2国間の協定に基づいて、青年(18歳〜25歳または30歳)が異なった文化(相手国)の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。原則として、各相手国ごとに一生に一度しか利用できない[1]。この査証を使用する青年はアルバイトで滞在資金を補うことが許可されており、ワーキング・ホリデーは「旅する」ことに加え、「学ぶ」「働く」「暮らす」といった海外生活が総合的に体験できる制度といる。しかしながら、あくまで観光が目的の査証なので、ワーキング・ホリデー査証を使用して、就労や就学を第一目的とする渡航は禁じられている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
なんだか少し難しいですが、要はワーキングホリデービザには行ける国と行けない国があり、年齢制限がある。
そして、滞在期間中は最大4ヶ月間語学学校に通えて、仕事もできるビザだと言う事です。
もちろん、1年間遊んで暮らすことも可能(笑)
留学エージェントから資料請求
様々な留学エージェントが存在し、大きく分けて無料と有料のエージェントがあります。
私自身、ワーホリするのにどれくらい費用がかかるのか全くわからなかったので、各留学エージェントのサイトにアクセスし相場や内訳を調べました。
留学エージェントのサイトによってはプロフィールや必要事項、滞在プランを入力するだけでおおよその費用を表示してくれるものもありとても参考になります。
希望であれば無料で資料請求も可能なので、いろんな留学エージェントの資料を比較検討するのも良いかと思います。
そして、企業によっては留学エージェントの方から電話で連絡があり担当者の方と直接相談し自分に合ったワーホリプランを提案してもらったりしました。
個人的には、オーストラリア留学 ラララ・オーストラリアhttps://www.lalalaaustralia.com さんは、自分は情報収集していて実際には自分で全て手配したいと正直に伝えても、とても親身に相談に乗って下さいました。(※宣伝ではありません 笑)
インターネットで情報収集
スマホで簡単に様々な情報を知ることができる一方で、情報量が多過ぎて逆に悩んでしまったり、信憑性の高い情報を見分けるのに苦労したりすることも。
有益な情報を見分けて自分なりに精査する事が大切ですね。
先人に話を聞く
ここがとても大切な事で、特に先人(過去にワーホリをしていた人、現在ワーホリをしている人)に実際のリアルな話を聞くことが最も重要だと思います。
私自身ワーホリでオーストラリアに行く1年程前に観光旅行でオーストラリアのケアンズに行っており、そこでワーホリで観光ガイドの仕事をされていた女性の方にワーホリのあれこれを教えてもらい、結果的にオーストラリアにワーホリしようと決意しました。
Working Holiday Visaを取得する
インターネット上で取得
私がオーストラリアにワーホリをする事に決めた要因の一つにVISAの取得がインターネット上で出来、更に難しくないと言うところです。
詳しい手順は以下の記事を参考にしてみてください。
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クレジットカードで支払い
クレジットカードで簡単に支払いが完了しますので、現在クレジットカードを持っていなければこの機会に楽天カードやエポスカードなどを作りましょう。
AUD635(約6万円)
※2023年7月29日現在
必要書類の準備や申請を済ませる
・新型コロナウイルス感染症の陰性証明書
・オーストラリア渡航申告書の事前登録
・ワクチン接種証明書
※2023年現在は上記の書類の準備は必要ありません。
行きたい都市を決める
都市ごとに様々な特色があり街の雰囲気も全く違います。
私自身、最初は以前観光旅行でも訪れたケアンズに行こうと思っていましたが、ネットや留学エージェント担当者の方との相談でメルボルンという街を知り、街の特色や雰囲気、観光地や気候など様々なことを知っていくにつれてメルボルンの魅力が自分にマッチしていると感じメルボルンに拠点を置く事を決めました。
都市の特色や違いを知る
各都市ごとの特色や雰囲気が自分の求めるものなのかを知って決めることがとても重要です。
例えば日本でいうとあなたは東京のような大都市が好きですか?それとも沖縄の離島のような自然豊かで海が綺麗な場所が好きですか?というように人それぞれ魅力を感じるポイントや居心地の良い雰囲気が違うものです。
私は以前東京に10年近く住んでおり大都市の魅力を知っている反面、街全体が忙しくあまり心安らぐ環境ではないなと感じていたという事もあり、オーストラリアでは沖縄の離島のような大自然を満喫でき心安らぐ環境が良いかと思い最初はケアンズに拠点を置こうと考えてましたが、ネットの情報や留学エージェントの方と話しいろんな事を知っていくにつれて、ケアンズには大自然や綺麗な海はある一方それ以外がほとんど何もないということがわかり、数週間観光を兼ねて住むことはいいかもしれないけど数ヶ月拠点を置くにはとても不便であるという事、特に仕事の種類や数がとても少ない事、夜に遊べるところもない事を考えてケアンズに行くことをやめました。
そして、自分にとってどの都市が合うのかを考えた時に、世界一住みやすい都市と有名なメルボルンという都市に出会いました。
そこは、オーストラリアの一番の大都市シドニーに次ぐ2番目の大都市でナイトスポットも充実しているが、東京のようなガチャガチャした雰囲気がなく、街の至る所にオシャレなカフェや大都市なのに広い公園もたくさんあり街並みは近代的な高層ビルとレトロな建物が立ち並びとても落ち着いた雰囲気だという事を知りました。
更に、街からトラムという路面電車で30分ほど行けば、セントキルダビーチもありビーチのそばにはオシャレなショップストリートがあるので週末の予定にもってこいの場所です。
私自身もメルボルンに住んでいた頃は毎週末と言ってもいいほどそこでビールを飲みながら満喫していました。
セントキルダ写真のレストランではオーストラリア名物のフィッシュ&チップスと2Lのタワービールというインスタ映えしそうなものが味わえます。
各都市の観光スポットを知る
実際に住み始めてからいろんな観光スポットに行こうと思ってもそれなりにお金がかかるわけです。
大金持ちは別として大抵のひとはリーズナブルに観光したいものです。
ですので、その都市周辺の観光スポットを知り、行ってみたい観光スポットに近い都市に住むというのも決め手の一つになるかと思います。
私がメルボルンにした決め手は、グレートオーシャンロードというみなさんも自動車のCMで一度は目にしたことがある世界一美しい海岸道路やジブリ映画「もののけ姫」の舞台になったと言われるグランピアンズがあったからです。
語学学校の目星をつける
全くと言っていいほど英語ができなかった私はオーストラリアの最初の数ヶ月は語学学校に通い英語ペラペラになろうと考えていたので、「厳しい学校」「日本人の割合が低い学校」に絞って調べました。ちなみに「厳しい学校」という基準は、学校内で母国語を禁止している学校のことです。
以上の基準を満たした4つの学校に目星をつけ、オーストラリアに到着したら実際に見学する予定を立てました。
航空チケットを購入
様々な航空会社が日本発オーストラリア行きの飛行機を飛ばしており日本からの直行便も数多くあります。
直行便の場合、日本ーメルボルン間は約10時間のフライトで到着します。
一番安い航空チケットを比較するサイト
少しでも費用を抑えたかった私は一番安い航空チケットを探しており、そんな時に出会ったのがサプライスというサイトでした。
操作はいたって簡単で、行きたいところと日にちを選択するだけで全ての航空会社の航空チケット代を一括比較してくれ、安い順に表示してくれるのです。
直行便や乗り継ぎ便も比較してくれるので費用を極力抑えたい人には便利なサイトだと言えます。
住む場所を決める
行きたい都市が決まり航空チケットを購入したら次は現地での住む場所を決めましょう。
Airbnbで宿泊予約
私のプランではオーストラリアに到着してから1週間の間に語学学校の見学と入校、本格的に住むところの内見と入居などをしようと思っていたので、とりあえず1週間だけ住む場所を確保しようと思ったためAirbnbでオウンルーム(1人部屋)のシェアハウスを宿泊予約しました。
虫歯などの口腔環境を調える
オーストラリアはとにかく歯科医にかかる費用が高いんです!
私の友達が実際に虫歯で歯科医に治してもらったところ、虫歯1本治療するに約3万円ほどかかったそうです。
さらに虫歯がひどい場合や親知らずで抜歯をするとなれば最低でも10万円は支払わなければならないんです。
日本だったら数千円で治療できるのにオーストラリアではめちゃくちゃ高額なのです。
ですので、ワーキングホリデーを決めたら日本で全ての虫歯や親知らずを治療して行くことを強くおすすめします。
現地生活で必要なものを揃える
観光旅行とは違い長い期間住むことになるので、それなりに荷物は多くなりますね。
以下に現地生活で必要なものを記載しますので参考になれば嬉しいです。
必要なものリスト
- クレジットカード各種(海外保険付帯のものを選ぶ)おすすめは楽天カードやEPOSカードなど
- 国際免許証(現地でレンタカーする際に必須)
- 電子機器関連(パソコン・デジカメ・電子辞書・SIMフリーのスマートフォン・スマートフォンバッテリー・コンセントや変換プラグ)
- 筆記用具(航空機内で各種書類記入時に必要なため)
- 日用品系(寝袋、洗面具(歯ブラシ・歯磨き粉)、風呂用品(シャンプー・ボディーソープなど)、バスタオル、折りたたみ傘、爪切り、日焼け止め)
- 衣類系(Tシャツ3〜4枚、上着(厚手・薄手を各1着)ジーンズ、水着、下着、サングラス)
- 薬系(下痢止め、鎮痛剤、目薬、バンドエイド)
- 持って行くと便利系(洗濯ネットや洗濯バサミ、お土産(ハウスオーナーやホームステイ先のオーナーにプレゼントすると喜んでくれると思います)、チェーンロックや南京錠、裁縫道具、インスタントラーメン、インスタント味噌汁)
国際免許を取得
これはとても重要で、車の免許を持っている方は絶対に日本で国際免許を取得しておいてください。
国によっては日本の免許の提示で運転させてくれるところもありますが、オーストラリアで車の運転をしたい方はこの手続きは必要です。
レンタカーを借りる際や、現地で自分の車を購入して乗る際にも、日本の免許証では意味がなく国際免許証が必ず必要になります。
国際免許の取得は最寄りの警察署や免許センターなどでその日のうちに発行してくれるので、サクッと取得しちゃいましょう。
取得方法については別の記事にてご紹介します。
公的手続きを済ませる
日本を長期間出ている時に心配なのが、国民年金や健康保険、電気・ガス・水道などの光熱費関係、郵便物など。
一つ一つはそんなに時間がかからないですが、まとめてやると時間がかかってしまうので早めに連絡して手続きを済ませましょう。
ちなみにワーホリで1年以上日本を離れる場合は、市役所や区役所などで海外転出届を提出し住民票を抜く手続きをします。
そうすることによって日本にいない間の国民年金や国民年金保険の支払い義務が免除されます。
まとめ
実際に私がした事を今回は各項目簡単に説明しましたが、またの機会にそれぞれもっと詳しくご紹介しようと思います。
あと、絶対やるべきってほどではないですが、留学する前から少しでも英語の勉強(特に日常会話のスピーキング)しておくと現地でとても楽になります。
私が知る限りで最高にいい英会話の勉強になるのがこちらの【Cambly(キャンブリー)】 です。
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